兄と弟
10歳の兄と6歳の弟
弟が寝る時にこんな事を言い出した。
湊「頭が良くて好き嫌いのない男に産まれたかった。」
6歳のガキンチョに何があったのだろう。。。
はじめは父として、話を聞いていた。
父「湊は湊で個性があるし、お父さんは大好きだよ?」
湊「でも嫌だ。」
父「颯太(兄)、湊がこんなこと言ってる。」
颯太「湊は湊で個性があるし、いいやん。いつも嫌いとか言ってるけど好きだよ。」
湊「ぴえん( ノД`)シクシク…」
湊「この前にミニトマト食べてゲロリンした。」
湊「給食食べれないものが多い。先生から減らしなさいって言われるけど、減らしても嫌いなものがたくさんある。明日休みたい。」
颯太「まだ一年なんじゃけん、これからよ。先生に一緒に話に行ってやろうか?」
颯太「俺も色々あった時にパピー、マミーが先生と話してくれたぞ。」
颯太「湊は俺と違って話せるんじゃけん、先生と話してみたら?」
湊「明日休みたい。」
颯太「明日起きたらマミーと話してみ。火曜日やったら先生のところ一緒に行ってやれるぞ。」
そして、その直後に屁をこく颯太。爆笑の湊。
屁こき探偵の異名は伊達ではない。
扇風機の風下にいるのは父ぞ。